ハワイに移住する芸能人のビザはどうしてる？つんく・ローラなどの事情は？
ハワイに移住する芸能人がとても多いですが、そもそもアメリカやハワイにはビザがないと移住できません。そこで芸能人が取得できるビザの種類に加え、つんく・渡辺直美・ピース綾部・ローラ・吉川ひなの・梨花など、気になる芸能人のビザ事情について迫ります。またビザを取得せず、ハワイに移住している例も考えてみます。
1. ビザがないとハワイに移住できない
日本に国籍を持つ日本人が、アメリカで生活するためには、ビザを取得しなければなりません。ハワイへの単なる旅行ならビザがなくても構いませんが、移住となると話は別。たとえハワイに移住したいと思っても、アメリカの有効なビザがないと移住はできないのです。
だから、ハワイに移住する芸能人は多いですが、彼らはなんらかのビザを取得して移住していると考えられます。
2. 芸能人が取得できるビザ
一般の方がアメリカのビザを取得しようと思っても、条件が厳しいほか、申請から取得まで何年もかかるなど、取得へのハードルはかなり高いです。しかし、さまざまな能力やスキルがある芸能人なら、取得できるビザも変わる可能性があります。
アーティスト・ビザ
芸能人が最も申請しやすいと考えられるのが、通称「アーティストビザ」。「Oビザ」は、科学、芸術、教育、事業、スポーツなどに卓越した能力を持っている人、映画やテレビ製作において卓越した業績を挙げた人が申請できるビザで、「アーティストビザ」と呼ばれています。また運動選手、芸能人、芸術家が申請できる「Pビザ」もあります。
駐在員用ビザ
アメリカにある企業が従業員のために発行する「駐在員ビザ」を取得して、アメリカに滞在することができます。芸能人がアメリカに法人を作り、そこの従業員としてビザを申請して取得するということも考えられます。
投資家ビザ
アメリカに一定金額以上を投資することで、取得できるのが「投資家ビザ」です。ただ一定金額とは、90万ドル（約1億円）近くとも言われ、とても一般人に実現できる金額ではありません。しかし莫大な資産を持っている芸能人なら、投資家ビザの取得も考えられるのではないでしょうか。
学生ビザ
芸能人に限らず、一般人も比較的取得しやすいのが、学生向けのビザです。アメリカにある認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受けることを目的とした方に発行されます。芸能人がアメリカに留学するときなどは、この学生ビザを取得しているものと思われます。
結婚によるビザ
アメリカの市民権や永住権を持っている人と結婚した場合、その人もアメリカで滞在できるためのビザを申請できます。これがいわゆる「婚約ビザ」「結婚ビザ」です。アメリカ人と結婚した芸能人が、アメリカで生活するのはこのビザを取得しているのでしょう。
グリーンカードの抽選
アメリカでは、年に1度グリーンカード（永住権）の抽選を行っています。日本国籍を持っている人は応募できるため、これに応募してアメリカの永住権を手にする方法があります。しかしこの抽選は、かなり倍率が低いことで有名です。運任せにするより、着実にアメリカ移住の夢を実現するのなら、別のビザ取得の方法を探った方が堅実と言えそうです。
3. 気になる芸能人のビザ事情をチェック
ではハワイやアメリカに移住した芸能人のビザ事情を探ってみましょう。
つんく
家族とともにハワイに移住したつんく。ハワイと日本を行き来しながらアーティスト活動を続けているそうですが、つんくのビザは「アーティストビザ」だろうと言われています。音楽プロデューサーとして、数々のミュージシャンをプロデュースしてきた実績があるので、ビザの取得は難しくなかったのではないでしょうか。
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渡辺直美
2019年4月からニューヨークにわたり、海外での活動も本格的に始めた渡辺直美。彼女が取得したのが、「アーティストビザ」です。自身のインスタグラムで「実は去年末にアーティストビザ、いわゆる3年間アメリカで仕事出来るビザを取得しまして、ちょこちょこ行ってました。」と書いています。ニューヨークに完全移住するのではんく、日本と行き来しながら活動するそうです。
ピース・綾部祐二
渡辺直美より一足早く、2016年に記者会見して渡米する意思を明らかにしていたのが、お笑い芸人のピース・綾部祐二。ただその発表から、ビザの取得が遅れていると度々報じられ、実際に渡米できたのは2017年秋のことでした。綾部が取得したビザも、「アーティストビザ」だとメディアで報じられています。
ローラ
日本のテレビ番組や雑誌にひっぱりだこだったのに、アメリカに移住したローラ。ロサンゼルスの豪邸に暮らしていることを、自身のインスタグラムや日本のテレビ番組などでも紹介しており、今でもかなりの収入がある模様。そんなローラのビザは、やっぱり「アーティストビザ」なのではないでしょうか。
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吉川ひなの
ハワイやLAに暮らし、現在は3人の子どもとハワイで生活している吉川ひなの。彼女はモデルとしての活動実績があるので、「アーティイストビザ」を取得したと考えられます。2013年にはハワイ州観光局ロマンス親善大使を務めたことがあるので、ハワイとの関わりが深いことも、ビザの申請時にプラスになっているかもしれません。
梨花
ハワイに豪邸を構え、日本とハワイを行き来している梨花。他の芸能人と同じように「アーティストビザ」を取得したとも考えられますが、駐在員用ビザを取得したとするメディアの記事もあります。それによると、梨花がプロデュースしたアパレルブランドの親会社がアメリカ支社を持っており、その駐在員としてビザを取得したというものです。
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黒木メイサ・赤西仁
ハワイに移住していると噂される黒木メイサ＆赤西仁夫妻。2人とも「アーティストビザ」を取得しているのではないでしょうか。
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花田美恵子
元横綱、花田虎上の元妻、花田美恵子は子どもと一緒にハワイに移住しました。花田美恵子は学生ビザを取得して、ハワイに移り住んだと噂されています。その後、学生ビザから別のビザに切り替える等しているのかもしれません。
相原勇
タレントの相原勇は現在ハワイで生活し、時々日本のテレビ番組でハワイに関して取り上げられると、現地の情報などを紹介しています。相原勇は2001年にアイルランド人と結婚し、ニューヨークなどで暮らしていたと言われています。おそらくそのアイルランド人がすでにアメリカの市民権または永住権、ビザ等を持っていて、婚姻によって彼女もビザを手に入れたのではないでしょうか。
4. ビザは取得しないで、ハワイへ移住
ビザの取得は、条件が厳しく、時間も手間も費用もかかります。そこでビザを取得せず、ハワイに移住している芸能人も多いと推測できます。そのような人たちは、ビザ免除プログラム（VWP）を利用しています。
このビザ免除プログラムは、商用や観光目的なら、ビザを取得せずにアメリカに90日以下で渡米・滞在できるシステムで、日本もこの対象国になっています。日本人がアメリカやハワイに旅行に行くときに、わざわざビザを取得しないでも自由に行き来できるのは、このシステムを利用しているからです。
そこで、ハワイでの滞在は最大で90日と限定されますが、ハワイに数か月程度ロングステイして、その後日本に戻る、という生活を繰り返すことができるのです。
